イギリス語学留学の流れ
文部科学省によると
イギリス語学留学をしようと思ったらまずは情報収集から。
とは言え、500以上もの学校から自分に合った学校を見つけるのはかなり困難です。
留学代理店に相談したり
過去に留学したことのある人に相談することで
留学までの道のりがぐっと近づくことでしょう。
弊社を通してイギリス語学留学をした場合の
留学までのプロセスを下記にまとめました。
~半年前
イギリス留学に関する情報収集
↓
留学相談(カウンセリング)
↓
半年~3か月前
学校/留学期間/滞在方法を決定
↓
3か月前
留学申し込み
↓
航空券手配
※弊社提携旅行会社で手配可能です。
海外旅行保険申し込み
※弊社はAIG損保の代理店です。
↓
語学学校申し込み手続き開始
↓
研修費用を納入いただきます。
↓
入学許可証等が語学学校より送付されます。
↓
(6か月以上の留学の場合はビザ申請)
※ビザ申請についてはこちら。
↓
(ビザ発給)
↓
ご出発
語学学校によっては入学許可証発行までに時間を要する場合があります。
手続きは余裕を持って進めましょう。
費用の目安
イギリス語学留学は
Short-term study visa(短期学生ビザ)を取得する必要があります。
イギリス語学留学を目的とする滞在では有給・無給を問わず、一切の労働ができません。
そのため、学費はもちろんのこと
滞在費・生活費含め、すべての費用を
働かなくても賄えるように前もって準備をしておく必要があります。
【各費用の目安】
授業料:週あたり£200~350<グループクラス(8~12人)>
留学生の1ヶ月の生活費目安(イギリス政府ホームページより):ロンドンで£1,334、それ以外の都市で£1,023
<ロンドンの語学学校へ留学した場合の概算>
※£1=¥170の換算レートで計算
- 4週間:40万円前後
- 12週間:80~120万前後
- 24週間:240万前後
- 44週間:400万前後
これらの費用は申し込む学校、コース、滞在都市など各条件により異なります。
上記の他に、海外旅行保険や航空券代金が必要です。
留学中に病気になったら
イギリスの保険には2つの保険があります。
- NHS(National Health Service)という国営健康保険サービス
- プライベート(私立/民間)の医療サービス
【NHSのメリット・デメリット】
- NHSの利点は医療費が原則無料。
- しかし、恒常的に待ち時間が長い。
- 予約がなかなか取りにくい。
- GPに初期診察をしてもらわねばならないためにセカンドオピニオンを得ることが難しいこと。
【プライベート医療のメリット・デメリット】
- 治療費用は全額自己負担。
- 待ち時間が少ない。
- 診察代等は医師の自由設定によるもので高額。
【NHS利用方法】
まずはGP(かかりつけ医)への登録を行う必要があります。
NHSウェールズのホームページから探すことができます。
- GPを選択したら電話もしくは病院の窓口で登録の予約をします。
- 登録日には問診や必要事項の記入などを済ませます。
- 登録がおわるとNHSナンバーが決定します。
- 地域によってはこのNHSナンバーが書かれたNHS Medical Cardが発行されます。それ以外は窓口で番号を確認するとよいでしょう。
※この番号は、のちに引っ越しなどでGPを変更する場合にも必要です。
このGPへの登録がないとNHS下での診察はしてもらえません。
NHSではこのGPに初期診察してもらい
その後必要に応じて、専門医を紹介してもらう形になります。
イギリス滞在開始後
なるべく早い段階で登録を済ませましょう。
診察には予約が必要な場合と
そうでない場合(窓口での受付順)があり、病院によって異なります。
~緊急時~
在英日本大使館のホームページでは怪我などの緊急時には下記の方法を紹介しています。
- 自分でできる応急処置をNHSホームページ内で検索する
- 薬剤師にアドバイスを求める
- NHSが適用する電話相談サービスを利用する。日本語の通訳も24時間待機している。緊急時には救急サービスにつないでくれる。
- 看護師による軽い怪我・病気などの診察、アドバイスを受ける(NHSウォークイン・センター)
- GPに相談する
- 看護師による外傷治療を受けられるマイナー・インジャリー・ユニットを利用する。
- 病院の救急科や救急車を利用する<救急番号:999>
【海外旅行保険を利用する場合】
- 保険証券・しおり等に記載された各保険会社のサポート番号へ電話し保険契約番号(保険証券番号)を告げます。
- 怪我・病気の症状を説明し、最寄りの受け入れ病院を紹介してもらいます(※)
- 後日、保険金請求時に医師の診断書が必要になります。治療が終了した時点で記入してもらいましょう。
- 診察代金や薬代など、支払いをした際は領収書を忘れずもらいましょう。
- すべての治療が終了したら保険会社に保険金を請求します。必要書類を揃え提出します。
※ロンドン以外の都市ではAIG提携病院がありません。
診察代金はいったん建て替えとなります。
【海外旅行保険には必ず加入しなければだめなの?】
6か月以上滞在の場合はNHS加入が義務付けられてはいますが
前述のとおり、
待ち時間が長いというデメリットがあり
歯の治療や処方料の支払いが発生したりと、NHSではカバーされないものもあります。
そのため、在英日本大使館のホームページでも言及されているように
6ヶ月以上滞在の場合でも海外旅行保険への加入をお勧めします。
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