
出発から到着まで
空港から滞在先までの移動は?
イギリスの空の玄関の主なものにはロンドンヒースロー空港やガトウィック空港があります。
日本からロンドンまでの所要時間は直行便で約12時間です。
ここでは日本出発からイギリス到着までを順を追って説明していきますね。
【日本出発時】
1、利用する航空会社で搭乗手続きをします。
- 出発便の約2時間前から手続きが可能です。
2、搭乗手続きに必要なものは下記のとおりです。
- パスポート
- 航空券(e-チケットの場合は航空会社によりスマホ等でe-チケット画面表示を求められることもあります)
- 預け荷物
3、搭乗券と荷物の預かり証を受け取ります。
4、手荷物検査
5、税関検査
6、出国審査
【イギリス到着時】
1、入国審査
- 入国審査の時に必要な書類などはUKVIのウェブサイトで最新情報をチェックしていきましょう。
2、荷物受け取り
3、税関審査
申告するものがない場合は「緑」、ある場合は「赤」へ進みます。
4、出迎えサービスを申込んだ場合は到着ゲートにて学校スタッフもしくはドライバーが待っています。
出迎えサービス利用者には事前に「緊急連絡先」をお渡しします。
この緊急連絡先は
- 利用便に遅延や変更が生じた場合
- 到着時に出迎えスタッフが見つけられなかった場合
に利用するためのものです。
連絡をしなかった場合は出迎えサービスを受けられません。
その場合、返金もありませんので注意が必要です。
【滞在先への移動】
出迎えサービスを利用しない場合、空港からは長距離バスなどの公共交通機関を使って自身で滞在先まで移動します。
ロンドン/ヒースロー空港からロンドン市内までなら
- バス
- 地下鉄
- ヒースローエクスプレス
を利用して簡単に行くことができます。
出迎えサービスを利用しない場合でも
宿泊施設にだいたいの到着時間を知らせる必要があります。

滞在先に到着したら
空港から滞在先に到着!
いよいよイギリス生活の開始です。
【ホームステイ】
ホストファミリーとの対面です。
緊張と疲れ、期待と不安・・・
いろんな気持ちが入り混じった複雑な心境でしょう。
まずは簡単な自己紹介から始めます。
部屋を案内され荷物を置いたら、ホストファミリーから家の中の案内があるでしょう。
落ち着いた頃を見計らって、家の中でのルール(house rules)があるか
ホストファミリーに確認しておきましょう。
例
- シャワー利用可能時間
- 食事の時間
- 洗濯について
- 家の鍵の取扱いについて など
【学生寮】
受付の時間が24時間空いているところもあれば受付時間が限られているところもあります。
そのため、到着時間の事前連絡を必ず行いましょう。
【アパート/フラット】
学校がアパートを持っているところもありますが数は少ないです。
学校を通してアパート等を手配している際は鍵の受け渡し方法などを出発前にご案内します。
実際滞在するアパートと鍵の受け取り場所が異なる場合もあります。
学生寮と同様、おおよその滞在到着時間を事前に連絡する必要があります。

語学留学一日の流れ
語学留学一日の流れ
実際のイギリス留学生活はどのようなものなのか
ここでは一日の流れを追ってご紹介します。
まず、通学時間です。
通学時間は
ロンドンのような大きな都市の学校に通うか
小さな町の学校に通うかでも大きく異なります。
ホームステイの場合
ロンドン市内学校なら通学に1時間前後を要します。
これが、小さな町なら通学時間が徒歩15分というところもあります。
ロンドンはドーナツ状にZone1~6の地域に分かれています。
中心部がZone1。
ロンドン市内の学校のほとんどがZone1~2にあります。
ホームステイ滞在先はZone3の外れ~5にあることが多いです。
通学についてのポイントを抑えたところで
ロンドンの学校に通うことを想定して一日の流れを紹介しましょう。
【イギリス/ロンドン語学留学生の一日】
06:30 起床
07:00 朝食
07:30 身支度
08:10 家を出発
09:15 学校に到着
09:30 授業開始
12:45 授業終了
13:00 友人とランチ
14:00 友人とロンドン市内観光
17:00 ホームステイ先に到着
18:30 夕食
19:00 ホストファミリーと団らん/宿題
20:00 シャワー
21:00 メールチェックやインターネット
23:00 就寝
もちろん、学校から宿題も出されます。
復習も予習も大事です!
授業以外の時間をいかに有効に使えるかが、留学成功の鍵かもしれません。
語学学校 授業の内容は?
おそらくほとんどの方が語学学校に通うのは初めての経験かと思います。
ここではどのような授業が行われているか
最も一般的なグループレッスンを例に説明します。
【レベルチェックテスト】
登校初日にはレベルチェックテストが行われます。
この結果によりクラスが決定します。
日本人の特徴として
読み書きでは高得点が出るため
学校によっては
比較的高いレベルに振り分けられてしまうこともあるようです。
実際の授業では
先生の言っていることを聞き取っていかねばなりません。
いざ授業を受け始めるとレベルが合っていないと感じる人も多いのが事実。
そのような時は早い段階で学校スタッフに相談するようにしましょう。
【一般的な授業】
- 授業はテキストに沿って進められます。
- グループレッスンの一クラスの人数は8~12人ほどです。
- 2~3人の講師が一つのクラスを持ち回りで担当することが多いです。
- 一般英語では、文法・読み・書き・リスニング・語彙・会話など一通りまんべんなく学べるようカリキュラムを組んでいる学校が多いです。
- 週25~30レッスン受講者は、午後の授業内容が個々の興味に応じて選択できるカリキュラムのところもあります。
【日本とはここが違う】
イギリスの語学学校では参加型の楽しい英語の授業が重要視されています。
参加型の授業と言うのは
「聞いているだけ」「じっとしているだけ」の受け身の授業ではないということです。
日本の学校のように
講義を聞きながらノートをとるだけの授業ではなく
講師と学生、または学生同士の積極的な発言が繰り返されます。
ヨーロッパからの学生はとても積極的です。
質問だけで授業が進まなくなってしまうこともあるのでご用心を!
そんな時でも委縮せず、臆することのないよう、心構えをしておくとよいでしょう。
日本人の奥ゆかしさ、遠慮深さは学びの場にあってはまったく不要です。
積極性とディベート力をも養っていけることが
イギリス留学の魅力でもあるのです。
恥ずかしさをひとたび克服してしまえば、あとはもう波に乗るだけ!
前へ前へと出るのが楽しくなるかもしれません。
ショッピングする時間や自由時間はあるの?
イギリスに渡航したら、やりたいことはなんですか?
英語を学ぶ以外にも行きたい場所、やってみたいことがたくさんあると思います。
イギリス語学留学の場合
コースもレッスン数も自由に選ぶことが可能です。
週15~20レッスンの場合は
たいてい正午~13時前後にレッスンが終了します。
学校は平日のみです。
学校に通う以外の時間は自由に使うことができます。
各校、様々な放課後アクティビティも実施しています。
週末にエクスカーション(遠足)などの企画もあり、観光など手軽に参加することができます。
これらのイベントに参加すれば友達の輪を広げていくことも簡単です。
イギリスのホームステイでは
ホストファミリーがあちこち連れて行ってくれることはほとんどありません。
そのため各週末の予定なども個々に依ります。
外出の予定があるときは
帰宅の時間や、夕食の要不要について
ホストファミリーに伝えてから出かけるようにしましょう。
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