イギリスの生活
イギリスの物価
イギリスの物価高は世界でも有名です。
ことにロンドンは毎年ニューヨークや東京とともに、物価の高い都市としてその名を馳せています。
イギリス政府のホームページでは、留学生の生活費目安を、ロンドンは£1,334、その他の都市は£1,023と記載しています。
ロンドンでは家賃も決して安くありません。
ロンドンならStudioタイプの家賃で£1,200前後は当たり前。
ロンドン以外の都市でも£800が相場といったところです。
長期滞在者は
アパートや一軒家のシェアをして、家賃の節約をするのが一般的です。
食費の節約には自炊するのが賢明です。
その点、ホームステイなら食事が朝・夕ついているのが基本なので、買い物の心配をする必要もありません。
もちろん個々の生活のスタイルにもよりますが
上記の費用を視野に入れた留学プランが必須となります。
イギリスの治安
他のヨーロッパの国々と比べるとイギリスの治安は良いほうです。
それでも都市部の一部の地域では
ひったくりや置き引きなどの犯罪発生件数が少なくありません。
- 暗くなってからの一人歩きは避ける
- 派手な格好で出歩かない
- 荷物から目を離さない
これらに注意して行動することを心がけましょう。
不自然なタイミングで話しかけられたり
(例えばATMでお金を引き出している時など)
むやみに近づいてくる人
(例えば空いている電車なのに隣に座ろうとする人など)
がいたら要注意。
近頃では
携帯電話やi-padなどの通信電子機器を狙った被害も多発しています。
最終的に自分を守れるのは自分だけです。
それは世界中どこに行っても同じように大切なことでしょう。
イギリスの生活に慣れ
緊張の糸が解れてきたときにこそ気を付けたいものですね。
それでも万が一、被害にあってしまった時のために
海外旅行保険への加入をお勧めしています。
弊社はAIG損保の代理店ですので、留学と一緒に
お手続きいただくことが可能です。
ネットからのお申込み・手続きも可能です。
プラン等のご相談もお気軽にどうぞ。
電圧・コンセント
イギリスの電圧は220~230V。
日本の電圧は110Vです。
最近の電化製品は
対応電圧が240Vまでの物が多いので、変換プラグさえあればそのまま使えます。
イギリスの電圧に対応していない日本の製品の使用には変圧器が必要です。
安いものは2000円ぐらいから購入可能です。
イギリスのプラグはBFタイプと呼ばれ、3本足のプラグとなります。
変換プラグがないと日本の電化製品は使えません。
ご注意ください。
電話・インターネット事情
イギリスには下記のような携帯電話会社があります。
- Vodafone
- O2
- Orange
- Three
- T-Mobile
などがあります。
上記以外にも
ローカルの通信会社がたくさん存在します。
イギリスの携帯電話には
契約式携帯とプリペイド式携帯の2つの種類があります。
【プリペイド式携帯 ”Pay as you go”】
短期の滞在者にオススメなのは
Pay-as-you-go phoneと呼ばれるプリペイド式携帯。
チャージ(top-up)も簡単にできます。
top-upマークのついている
スーパーやガソリンスタンド、携帯ショップなどの店で
top-upしたい金額と自身の携帯通信会社を告げ
その金額を支払うと
16桁の数字が書かれたレシートが渡されます。
各通信会社の指定する番号にダイアルし
レシートに書かれた16桁の数字を入力すればtop-upは完了です。
また、各通信会社のウェブサイトから
top-upすることも可能です。
料金プランに関しても
各通信会社、様々なお得なプランを打ち出しています。
【契約式携帯】
1年以上滞在する場合は、プリペイド式よりも
安く済むのが契約式携帯です。
しかし、契約に当たっては
イギリスの銀行口座を持っていなければならなかったり
住所証明の書類が必要だったりと
プリペイド式携帯に比べると契約するのに手間がかかります。
ロンドンのアイコンでもある電話ボックスはまだ存在しますが、壊れている電話が多いのが現状です。
【イギリスのインターネット事情】
利用には日本同様にプロバイダーとの契約が必要です。
ロンドンなど大きな都市では
街中の無料WIFIの普及率は日本よりも多いかもしれません。
最近はほとんどの語学学校で無料のWIFIが利用できます。
そのため、短期でイギリス語学留学するのなら
学校や街中の無料WIFIだけでも十分かもしれません。
学生は自国から持参した端末を使ったり
学校のパソコンを利用して
インターネット接続を楽しんでいます。
イギリスの郵便事情
ロイヤルメールという
イギリス政府所有の企業によって運営をされているイギリスの郵便。
イギリスの郵便事業は
1516年に当時の王、ヘンリー8世によって
郵政長官の役職が作られ(その後郵政大臣に改変され)たことに始まりました。
1635年にはチャールズ1世により初めて一般利用され、現在に至ります。
世界の中でも
比較的安定したサービスが提供されており
日本←→イギリスの配達所要日数は
5日~1週間ほどとなります。
【郵便局の営業時間】
イギリスの郵便局は
営業時間は平日午前9時から午後5時半までが一般的です。
土曜日は午前中のみ、日曜日は空いていないところが多いです。
しかし、ロンドン市内や
ショッピングセンター内の郵便局ではこの限りではありません。
営業時間にもばらつきがあります。
利用の際は事前に確認しておくとよいでしょう。
【イギリスの住所】
イギリスの住所の書き方は以下の通りです。
例)
Ms Hanako Ryugaku (宛名)
45 ●●●● Road (●●●●通り7番地)
Slough (都市名)
Berkshire (州名)
SL7 4AF (郵便番号)
United Kingdom (国名)
ホームステイ先に送るときは気付を使って
記入します。
例)
Ms Hanako Ryugaku C/O Mr. James Smith
45 ●●●● Road (●●●●通り7番地)
Slough (都市名)
Berkshire (州名)
SL7 4AF (郵便番号)
United Kingdom (国名)
【手紙を送るとき】
書留、普通、エコノミー便から選べます。
普通郵便で所要5日~7日で配達されます。
エコノミー便は、最短で56日所要します。
【荷物を送るとき】
高額商品を送るときや
Fedexなどの運輸業者を利用して荷物を送る場合は
税関で開封されたり
イギリス国内で受取人が関税支払いの義務を負うこともあります。
2kgまでで3辺合計が90cm以下なおかつ
1つの辺が60cm以下の荷物は小包となります。
2kg超30kgまでの荷物で
長い辺の長さが150cm以下、3辺の合計が300cmを
超えないものは荷物として郵便局から送付できます。
料金は以下の3体系となります。
globalexpress (国際速達便)
globalpriority (国際優先便)
globalvalue (国際バリュー便)
globalvalueでもイギリスから日本へは
1週間前後で配達されているようです。
料金等詳しいことは
Royal Mail(郵便局)のホームページで確認することが可能です。
税関書類についてはこちら。
お金とその持って行き方
イギリスの通貨は£(ポンド/GBP)です。
1975年にEC(EUの前身)に加盟をしたものの
単一通貨ユーロは導入せず今日に至ります。
【貨幣・紙幣】
イギリスの貨幣・紙幣は下記のとおりです。
- 硬貨・・・1,2,5,10,20,50ペンス、1ポンド、2ポンド、5ポンド
- 紙幣・・・5,10,20,50ポンド
ペンス(pence)はピー(pee)
ポンド(pound)はクゥイッド(quid)と
言うのがイギリス人流。
また、5ポンド紙幣はファイヴァー(fiver)
10ポンド紙幣はテナー(tenner)と呼んだりもします。
郵便局の運営するPost Office Bureaux de Changeは
イギリス最大の外貨両替商です。
そのネットワークは11,500以上にも及びます。
【クレジットカード/ATM】
イギリスでもVisaカード、Masterカードが一般的です。
これらのカードが使える銀行ATMも
街の至る所にありますが、便利ですが利用の際には手数料が生じます。
イギリス渡航前にクレジットカード会社に、イギリスでの引出等についての詳細を確認しておくとよいでしょう。
【お金の持って行き方】
現金やクレジットカードのほかに
長期滞在者にはお勧めなのがトラベルプリペイドカードです。
弊社でご紹介しているのはキャッシュパスポートとMoneyT Globalです。
~トラベルプリペイドカードのメリット~
- キャッシュパスポートならMasterカード、MoneyT GlobalならVisaカード加盟店でクレジットカード感覚で利用できます。
- それぞれのカード対応ATMで現金の引き出しが可能です。
- スペアカードがついているので紛失・盗難時も安心!
- 24時間365日緊急アシスタンスサービスが使え、トラブル時も安心!
- 日本からの送金も可能。
- 残高がある場合もカード内で次回の渡航先通貨に両替して継続利用可!
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