イギリスならではの英語表現 

【著者プロフィール】
イギリス大学留学カウンセラー 松井彩加
Bath大学大学院 経営開発学課程修了
Winchester大学 経営学課程修了
中学時代は追試ばかりだった悔しさから、イギリスでトップ10の大学院を卒業。帰国後はイギリス大学留学の専門家として高校生、大学生、社会人をサポート。合格実績は延べ1,500人を超える。自身の留学経験や実際に大学訪問した情報を元にアドバイスを提供しているイギリス大学留学のプロ。

こんにちは。
イギリスの大学と大学院を卒業したe留学イギリスの松井です。

今日はイギリスならではの英語表現についてお話しします。

イギリス人が使う英語とは?

日本の教科書に載っている英語と違うことが多いです。


イギリス人はダイレクトな表現を避け、控えめな言い方を好む傾向にあります。

たとえば…
真夏の暑い日は、

It’s very hot. (暑いですね)ではなく、

It’s quite warm today, isn’t it?
(かなり暖かいですよね?)

と表現します。

また、Would/Could/Shouldなどの遠回しな表現をよく使います。

I want to(欲しい、したい)は、友達や親しい人との間で使用します。
一方、I would like to(いただきたい、したいです)はお店やビジネスシーンなどでも使用します。

友達との会話でも、
XXXに行きたいなー(あなたはどう思うの意味を含む)
と会話する時には、would like toを使用したりもします。

イギリスにいると、Do you mind if(~したら気にしますか)と聞かれることが多くあります。

答えはNo (気にしません) が正しいです。

Do you mind if I can sit here?
(ここに座ったら気にしますか?/意訳ここに座っていいですか)
の場合は、

No Problem(座っていいですよ)
と答えましょう。

ちなみに私は混乱してしまうのでYes/Noを使用しません。

You can sit here(ここに座ってください)

というように、Yes/Noを使わないで回答します。

大学キャンパス

遠回しな表現を使用するのは論文を書く時も同じです。

イギリスの論文は断定をしません。

そのため

Some people say…、the others say…
(こういう人もいれば、一方こういう人もいる)

Many students ask…
(多くの学生が)

Almost all the students show…
(ほとんどの学生は)

tend to
(傾向にある)

といった
全員ではなく大多数や一部の人たちはこういう意見だ、という表現が一般的です。

これはファウンデーションコースやインターナショナルイヤーワン、プレマスターなどの進学準備コースにおいて、アカデミック英語の授業でも習うと思います。

このような、イギリス人が良く使う英語を理解すると、現地での生活がもっと楽しくなります。


イギリスならではの英語表現は、現地生活で身につくことがほとんどですが、事前に知っておくと安心して自信を持って話すことができるでしょう。

イギリスの学生生活

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