イギリス留学代行センターの松井です。
皆さんに実際の学生生活を想像してもらえるよう、私の留学経験談をお話しします!
私は日本の高校を卒業した後、イギリスにあるウインチェスター大学の付属ファウンデーションコースの授業を受講しました。
コースには、日本、韓国、中国、香港、トルクメニスタン、カザフスタン、ブルガリ、オマーン、ブラジルなど多国籍な学生が在籍していました。

◆一般英語◆
1学期の英語の授業は、一般英語がメインでした。
毎朝約3時間の授業がありました。
教科書を元に文法を学び、ディスカッションやグループワークを行いました。
語学学校の英語の授業を想像いただくと、わかりやすいかもしれません。
単語や文法は日本の高校で学んだ内容で十分対応できたので、テストや宿題には苦労しませんでした。
しかし、単語や文法は知っているはずなのに、話すときになると英語が口から出てきませんでした。
一方、他国の多くの人は、文法が苦手な傾向にあったので授業や試験が大変そうでした。
それでも多くの人は文法を気にせず、自信をもって思ったことを口にしているので、英語力がとてもあるように話していました。
私を含めた日本人と他国の人とは、英語の苦手分野が異なるようでした。
苦手が異なる人たちと1学期間を一緒に学んだ結果、大変有意義となりました。
授業のおかげで、他国の友人たちの話す力に刺激を受け、勉強のモチベーションになりました!
また、自分自身が英語使うことにも、他国の人の発音を聞くことにも慣れました!

◆アカデミック英語◆
一般英語の他には、アカデミック英語の授業もありました。
最初は英語の論文構成から学びました。
・英語は結論を先に述べる
・導入、ディスカッションパート、結論部分がある
など、基礎から丁寧に教えてもらえました。
その後は、文献の引用やパラフレーズ(書き換え)の練習、参考文献の書き方なども学びました。
イギリスの大学は、かなりPlagiarism(盗作)に厳しいです。
“No Wikipedia, No Plagiarism”
(ウィキペディア禁止、盗作禁止)
と講師から毎回のように聞かされました。
◆アカデミック科目の授業◆
そして、アカデミック科目の授業も受けました。
1学期は3科目ありました。
・経営学の基礎
・メディア&コミュニケーション学の基礎
・イギリス文化
それぞれ2時間ずつの授業でした。
大学授業の同様で、教科書や講師が用意した教材を元に進みました。
そして毎回、宿題や課題が出ました。
アカデミック科目の授業は、授業内で初めて学ぶ内容ばかりです。
事前の基礎知識は必要ありません。
そのため、授業をしっかり聞いて後で復習することで合格マークが貰えました!

なお、前述のとおり、ファウンデーションコースの1学期は、高校で学んだ英語力で十分対応できました!
そこで、私が高校時代に勉強していた内容についてお話しします!
重視していたのは2つ。
単語と文法です。
<単語>
高校で配られた約1900語ある単語本を、高校3年間かけて覚えました。
高校1~2年生の時は、毎週20単語程度の小テストがありました。
2年かけて単語本を1周しました。
高校3年時は、単語本テストが2周目に入りました。
以前に覚えているはずの英単語なので、40~50単語が毎週の試験範囲になりました。
<文法>
教材はEvergreen(旧Forest)。
こちらも高校で配布されたものです。
問題集のみを何周も解いていました。
600ページを超える分厚いEvergreen(旧Forest)の文法書は、ほとんど活用していなかったと記憶しています。
学校で配られた参考書や問題集を繰り返し解くことで、まんべんなく基礎知識を身に付けられます!
また、苦手分野が分かり、対策がしやすくなります。
かなりお勧めの勉強法です!
長くなりますので、ファウンデーションコースの2学期や大学生活については、次回以降にお話しします!
お楽しみに!