こんにちは。イギリス留学代行センターの松井です。
本日も私の留学経験談の続きをお話しします!
過去の経験談はこちら!
1.ファウンデーションコース1学期
https://www.uk-ryugaku.jp/univcolumn/wincheuni_foundation1/
2.ファウンデーションコース2学期
https://www.uk-ryugaku.jp/univcolumn/foundation2/
3.大学1年生
https://www.uk-ryugaku.jp/univcolumn/unilife1/
大学2年生は慣れたもので、
あっという間に時間が過ぎていきました。
そして、大学3年生。
<サークル活動と成長>
最後の年なので、私は留学生サークルで管理職を経験しました。
Mentor supervisor(メンターの管理者)です。
Mentorとは下級生をサポートしたり、ネットワーク作りを手伝ったりする上級生です。
その上級生をまとめるのが、Mentor Supervisorです。
誰が誰をサポートするかを考えたり、コミュニケーションがうまくいっているか確認したりする仕事でした。
その他にも、サークルのトップや会計の人たちと頻繁にミーティングを開き、イベントの企画や経営なども行い充実した時間を過ごせました。
そして、この経験が私の就職先決定のきっかけになりました。
大学院を卒業した後に、とある留学業者でインターンシップを行い、留学業界で働き始め今に至ります。

<卒業論文>
大学3年生の前期は、卒業論文を書くための研究計画書(Research Proposal)を用意する授業がありました。
研究テーマを決め、研究背景を書き、過去の文献レビューをし、研究方法について書きます。
大学3年生後期は論文の残りを書き、卒業論文を完成させます。
論文は合計で10,000 words程度が求められます。
参考文献も50以上使用することが理想です。
インタビューをした場合は、回答を全て文字に起こしたり、統計を取って表にしたりの作業も必要です。
卒業論文の提出期限は5月でした。
提出間際になると、授業の合間などにも図書館に学生が集まり、みな分厚い教科書を何冊も重ねて横に置き論文を執筆していました。
張り詰めた空気の図書館は今でも忘れられません。
しかし、卒業論文を書き終えたことが、大きな自信になりました!

<成績の評価基準>
大学3年生になると、単位を移行して編入してきた学生や、交換留学の学生などがコースに加わりました。
慣れていない留学生たちがイギリスの大学授業に慣れず成績をとれない中、着実に進級した私はしっかり良い成績を修めることができました。
イギリスの大学では、それぞれの課題や試験がパーセンテージで採点されます。
◆評価基準
ファーストクラス(70%以上、First)
アッパーセカンドクラス(60~69%、2:1 )
セカンドクラス(50~59%、2:2)
サードクラス(40~50%、3)
不合格(39%以下)
課題や試験ごとに、ファーストクラスかアッパーセカンドクラスをとると、十分に良い成績を修めたことになります。
また、卒業時には総合して計算した結果が卒業証明書に記載されます。
例)The degree of Bachelor of Arts in Business Management with Upper Second Class Honours.
イギリスは新卒で就職する際に、成績証明書と卒業証明書を会社に提出する必要があります。
そのため、イギリス人学生たちの多くは良い成績を残すように頑張っていました。
私自身も、今までに培ってきたグローバルな視点と4年分のアカデミックな知識のおかげで卒業論文で82%(ファーストクラス)という素晴らしい数字をもらいました。
おかげで、卒業時はUpper Second classでした✨
そして…イギリストップ10に入るバース大学の大学院入学は、Upper Second class以上の成績を修めていることだったので、卒業時の成績を提出して名門大学院に進学できました。

イギリス大学留学では、日本ではほとんど経験できないグローバルな視点で全ての物事に対処・対面する必要があります。
私の場合、名前が始まりでした。
私の旧姓は「金 子 彩 加」だったので、
中国人のクラスメイトに
「Golden ChildがAdd Color(金の子供が彩りを加える)
なんて、すごくシャイニーな名前だね」
と言われたことは今でも忘れられません。
自分の名前でさえ、グローバルな視点で見ると新たな一面が出てきます。
そして、イギリスの大学に身を置いてしっかり学ぶとなると、毎日毎日が新しい発見で、自分が成長して新しい気づきが得られるでしょう!