イギリス留学代行センター、ブリティッシュ・カウンシル公式□を保有するイギリス留学専門のカウンセラーが留学を無料サポート
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魅力はソースだけじゃない!

こんにちは。

イギリス留学代行センターの鈴木です。

さて、今日はWorcesterについて語りたいと思います。

突然ですがクイズです。

Worcesterと書いて何と読むでしょうか?

そう、ウスターと読みます。

今日ご紹介するウスターは

あのウスターソース発祥の地であり

ソースだけじゃない魅力を伝えたいと思います。

イメージ画像

ロンドンからオックスフォードをさらに北西の方向へ

電車で2時間ほど行ったところにウスターはあります。

茅葺屋根で有名な

コッツウォルズ地方へは車で南へ1時間弱。

また、ウスターから2駅行くと

お水で有名なマルバーンヒルがあります。

マルバーンヒルは地元の人が水汲みに来たり

散歩に訪れる気軽なハイキングスポットです。

マルバーンヒルには駅もあるしお店も、住んでいる人もいます

コッツウォルズ地方、バーミンガムと周辺を360度見渡せる大パノラマ

私もハイキングしたかったですが

この時は友人の車で1時間ほどドライブして帰ってきました。

さて、ウスターに話を戻して・・・

ウスターはセヴァーン川沿いに

大聖堂がそびえたち、中世の歴史を今に伝える歴史都市でもあります。

セヴァーン川岸から大聖堂を望む

ボートでゆったりまったり

普段は静かだが氾濫することもあるセヴァーン川

作曲家エルガーともゆかりのある大聖堂

ウスターには

Worcester Forgate Street駅と

Worcester Shrub Hill駅の二つがあります。

Forgate Street駅の方は市内中心部により近い駅です。

Worcester Forgate Street駅

この辺り一帯が中心部です。

市庁舎

古い建物もいまだに現役

風情あるたたずまい

こちらは少し新しめのストリート

昔は市場として使われていた様子の建物。住居になっていたりホテルになっていたり機能を変えて今も現役なのはイギリスならでは。

小路をの覗けば可愛らしいお店が

パブだって画になる

ウスターは17世紀の清教徒革命とも深いかかわりがあります。

歴史の教科書でもおなじみのオリバー・クロウェルが

国王軍をくだし、清教徒革命など一連の市民革命が幕を閉じたのがここウスターでした。

チャールズ2世は最後ここからフランスへ逃げて行ったという

クロムウェルに追われ、その首に1000ポンドの賞金がかけられたチャールズ2世。

そのチャールズ2世は庶民の格好に変装したりして

なんとかその手を免れ、

最後は現在はパブになっている場所(上の写真)から

フランスへと逃げたそうです。

こちらのパブ、ぜひ行ってみてください。

そんな歴史あるウスターなので

研修(遠足)先として訪れるイギリス国内の小中学生は多いようです。

このパブの建物のような建築様式をチューダーハウスと言いますが

ウスターにはこのチューダーハウスを紹介する

博物館も無料で公開されています。

まあしかし、

観光のプロモーションが上手でないのか

あまり観光客は見かけません。。。

また、いわゆる移民街のようなエリアもないので

イギリス人のコミュニティが主体の都市だと言えます。

私自身はイギリス留学時代、

ウィンザー近くの町に住んでいましたが

ロンドンから30分とあり、

インド系の方やパキスタン系の方

イタリアなどヨーロッパ系の方など

本当に多文化共生という言葉がぴったりのエリアに暮らしていました。

現地の高校だったので

それこそ生徒も様々なバックグラウンドを持っていました。

それから20年以上経つ今も

コンタクトをとっている友人の1人が

偶然このウスター近郊に住んでいて、

その彼女曰く

「ウスターの残念な点はイギリス人しかいないことなの。

私はいろんな文化とともに育ってきたけど

そんな多文化な環境を自分の娘たちに与えられないのが唯一残念。」

と言うんです。

つまり、、、私たち外国人にとっては

イギリならではの体験にはもってこいの場所といえるのではないのでしょうか???

次回はウスターの学校訪問記です★

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