イギリス留学代行センターの鈴木です。
今回は、
Centre Of English Studiesのリーズ校にて
体験レッスンを受けてきたお話し。
私が体験させてもらったのはAdvancedクラスで、クラス人数は8名でした。
私が訪れた週、学校全体では日本人は3名(学生総数は60名ぐらい)。
先生によっては同じ国籍の者同士が
隣に座ってはいけないというルールがあるクラスもあるそうです。
さて、私が体験したレッスンでは
Structure(建物の構造)とVocabulary building(ボキャブラリーの構築)がテーマ。
レッスン開始早々、先生が長四角の絵をホワイトボードに描き始めました。
「これ何に見える?」
「建物」
「どんな建物?」
「オフィスビルかな。。。。」
「学校かも。。。。」
と、絵から連想される建物を言っていきます。
「じゃあこの建物を表す言葉は?形容詞でね」
と先生が言うと
「Tall」に始まり
Lofty
Colossal
Elevated
Airy
Towerly
というように単語を並べていきます。
また、ペアワークでは
いわゆる誰もが知っているような
簡単な英単語から
レベルの高い同義語を出すようにと言われます。
例えばExpensiveという単語から
Pricey
Over-priced
Valuable
Over-budget
という感じで広げていきます。
辞書の使用は禁止です。
最後にクラスで発表します。
でも、ただ発表するだけではつまらない。
発表するペアは
Structure(絵や図で表す形)を描いて
まずそれが何の建物なのかとそこからクイズが始まります。
最初の文字だけ解答者にヒントをあげます。
常に会話が飛び交っている状態です。
ちょっとしたことなんですが
こうした工夫が語学学習を楽しくさせるなと思いました。
クラスメイトからの意見と
先生からのさらなる助言で
ひとつの単語が無限に広がっていく快感!
それはもう自分の知識も世界も広がった、そんな感覚です。
学ぶ喜びとはこんなこと。
そして、この楽しさは
やっぱりグループ、しかもインターナショナルクラスならではと思いました。
日本での英会話教室も
オンライン英会話も経験済みの私ですが
やっぱりこの緊張感と刺激は比べ物になりません。
これぞ本場だ!と思いましたね。
この感動と学びが毎日数時間。
留学って本当に贅沢な選択です。
そして、ものすごい数のボキャブラリーを学んだのに、
それが今でも忘れることなく、
ちゃんと定着できているという不思議。
こんな話があるんです。
人間が記憶を呼び起こすとき「フック」が重要なんだそうです。
つまり、引っかかるもの。
その引っ掛かりが記憶を呼び覚ますカギになります。
私の場合、曇りで肌寒い日は必ず
私が最初にイギリスに降り立った日を思い出します。
「イギリスに来た!」という感動と
当時の天気がすごくリンクして、
曇り・肌寒い日はそれらがフックになってあの日のイギリスを思い出すんです。
そのフックは、色やにおいや味といった
感覚的なものがありますが
一番、記憶を後々まで留めやすいのはやはり「実体験」だそうです。
体験することでそのモノとの結びつきが強くなる。
だから、1人で机に向かって
何度暗記しようとしてもできなかった単語も
一度、会話で使ってみたり
あるいはその単語を間違えて言ってしまい
発音を直されたり、という経験がその単語を記憶に留めさせるというわけです。
さて、参考になりましたでしょうか?
皆さんの留学ではどんなレッスンになるのか、
想像しただけでワクワクしますね!
ではまた次回★